○駿東伊豆消防組合消防吏員服制等規則
平成28年4月1日
規則第23号
田方地区消防組合消防職員服制規則(昭和49年田方地区消防組合規則第5号)の全部を改正する。
(趣旨)
第1条 この規則は、消防組織法(昭和22年法律第226号)第16条第2項の規定に基づき、駿東伊豆消防組合消防吏員(以下「吏員」という。)の服制等に関し必要な事項を定めるものとする。
(服制)
第2条 吏員の服制は、別表第1のとおりとする。
(制服等の支給又は貸与)
第3条 吏員に支給し、又は貸与する制服等の品目、数量及び使用期間は、別表第2のとおりとする。ただし、消防長が必要と認めるときは、使用期間を短縮し、又は延長することができる。
第4条 支給品及び貸与品は、吏員の身分を失ったときは、返納しなければならない。ただし、消防長が認めた場合は、この限りでない。
第5条 使用期間中の支給品及び貸与品を損傷又は紛失したときは、その事由を直ちに消防長に報告しなければならない。
2 前項の場合においては、公務によるものを除き、弁償しなければならない。
(制服等の着用期間)
第6条 制服等の着用期間は、次のとおりとする。
(1) 冬服 10月1日から翌年5月31日まで
(2) 夏服 6月1日から9月30日まで
2 消防長は、必要があると認めるときは、前項に規定する着用期間を短縮し、又は延長することができる。
(規律及び品位の保持)
第7条 吏員は、常に服装を端正にし、規律及び品位の保持に努めなければならない。
(補則)
第8条 この規則に定めるもののほか、必要な事項は、消防長が別に定める。
附則
(施行期日)
1 この規則は、平成28年4月1日から施行する。
(経過措置)
2 この規則の施行の際現にこの規則の規定による改正前の田方地区消防組合消防職員服制規則又は廃止前の沼津市消防吏員服制規則(昭和42年沼津市規則第9号)、伊東市消防職員被服等貸与規則(昭和48年伊東市規則第2号)、東伊豆町消防職員被服貸与規則(昭和57年東伊豆町規則第12号)若しくは清水町消防職員被服等貸与規則(昭和57年清水町規則第11号)に基づく服制により貸与されている被服等は、この規則に基づく服制により貸与されている被服等とみなし、当分の間使用することができる。
附則(平成29年3月10日規則第2号)
この規則は、平成29年4月1日から施行する。
附則(平成31年2月20日規則第2号)
この規則は、公布の日から施行する。
附則(令和2年3月4日規則第1号)
この規則は、公布の日から施行する。
附則(令和3年3月26日規則第6号)
この規則は、公布の日から施行する。
附則(令和4年11月17日規則第8号)
(施行期日)
1 この規則は、公布の日から施行する。
(経過措置)
2 この規則の施行の際、現にこの規則の規定による改正前の駿東伊豆消防組合消防吏員服制等規則に基づく服制により貸与されている被服等は、この規則に基づく服制により貸与されている被服等とみなし、当分の間使用することができる。
附則(令和5年3月31日規則第14号)
(施行期日)
1 この規則は、公布の日から施行する。
(経過措置)
2 この規則の施行の際、現にこの規則の規定による改正前の駿東伊豆消防組合消防吏員服制等規則に基づく服制により貸与されている被服等は、この規則に基づく服制により貸与されている被服等とみなし、当分の間使用することができる。
附則(令和6年3月28日規則第6号)
この規則は、公布の日から施行する。
別表第1(第2条関係)
冬服 | 冬帽 | 色及び地質 | 濃紺の毛織物とする。 | ||
製式 | 男性 | 円形とし、前ひさし及びあごひもは、黒色とする。 あごひもの両端は、帽の両側において金色金属製消防章各1個で留める。 形状は、別図(1)のとおりとする。 | |||
女性 | 円形のつば型とし、帽のまわりに濃紺又はその類似色のリボンを巻くものとする。 形状は、別図(1)のとおりとする。 | ||||
き章 | 銀色の金属製消防章をモール製金色桜で抱擁する。 台地は濃紺とする。 形状及び寸法は、別図(2)のとおりとする。 | ||||
周章 | 男性については、帽の腰まわりには、黒色のななこ織を巻き、消防司令以上の場合にはじゃ腹組金線及びじゃ腹組黒色線を、消防司令補の場合にはじゃ腹組黒色線を巻くものとする。 形状及び寸法は、別図(3)のとおりとする。 | ||||
上衣 | 色及び地質 | 冬帽と同様とする。 | |||
製式 | 前面 | 男性 | 折り襟胸部は二重とし、消防章を付けた金色金属製ボタンを2行に付ける。 形状は、別図(4)のとおりとする。 | ||
女性 | 打合わせを右上前とするほかは、男性と同様とする。 形状は、別図(4)のとおりとする。 | ||||
階級章 | 黒の台地とし、上下両縁に刺繍状の金色線を施し、中央に平織金線及び銀色消防章を付ける。 階級章は、右胸部に付ける。ただし、消防長の職にある者は、これを付けないことができる。 形状及び寸法は、別図(5)のとおりとする。 | ||||
消防長章 | 銀色の台地とし、金色線3条及び黒色線2条を配し、中央に、いぶし銀色の桜葉及び銀みがきの桜花で囲んだはめ込みの金色消防章を配する。 消防長章は、階級章の上部に付ける。 形状及び寸法は、別図(6)のとおりとする。 | ||||
袖章 | 黒色しま織線1条に、消防司令補以上はじゃ腹組金線1条を、消防士長はじゃ腹組銀線1条を表半面にまとい、その下部に消防司令以上の場合には、金色金属製消防章を付ける。 形状及び寸法は、別図(7)のとおりとする。 | ||||
襟章 | 左襟に、組合章バッジ1個を付ける。 形状は、別図(8)のとおりとする。 | ||||
下衣 | 色及び地質 | 上衣と同様とする。 | |||
製式 | 男性 | 長ズボンとし、ウエスト部にアジャスターを設ける。 形状は、別図(4)のとおりとする。 | |||
女性 | 長ズボン、スカート又はキュロットスカートとする。 長ズボンは、ウエスト部にアジャスターを設ける。 形状は、別図(4)のとおりとする。 | ||||
夏服 | 夏帽 | 色及び地質 | 紺色の合成繊維の織物とする。 | ||
製式 | 男性 | 円形とし、前ひさし及びあごひもは、紺又はその類似色とする。 あごひもの両端は、帽の両側において金色金属製消防章各1個で留める。 天井の両側にははと目を付け、通風口とする。 腰は、藤づる編みとし、すべり革には、所要の通風口を付ける。 天井の内側には、汚損よけを付ける。 形状は、冬帽と同様とする。 | |||
女性 | 冬帽と同様とする。 | ||||
き章 | 冬帽と同等とする。ただし、台地は紺とする。 | ||||
周章 | 男性については、帽の腰まわりに、紺又はその類似色のななこ織を巻くものとする。 | ||||
上衣 | 色及び地質 | 淡青の合成繊維の織物とする。 | |||
製式 | 前面 | 男性 | シャツカラーの長袖又は半袖(盛夏略衣)とする。 淡青又はその類似色のボタンを1行に付ける。 形状は、別図(9)のとおりとする。 | ||
女性 | 打合わせを右上前とするほかは、男性と同様とする。 | ||||
肩章 | 外側の端を肩の縫い目に縫い込み、襟側を淡青又はその類似色のボタン1個で留める。 | ||||
階級章 | 冬服上衣と同様とし、右胸部に付ける。 | ||||
襟章 | 長袖は、左襟に組合章バッジ1個を付ける。 形状は、別図(8)のとおりとする。 | ||||
夏服エンブレム | 左上腕表面部分の位置にエンブレム用メスファスナーを縫い付ける。 エンブレムは総刺繍とし、形状は、別図(10)のとおりとする。 | ||||
下衣 | 色及び地質 | 夏帽と同様とする。 | |||
製式 | 男性 | 冬服下衣と同様とする。 | |||
女性 | 冬服下衣と同様とする。 | ||||
活動服 | 活動帽 (冬・夏) | 色及び地質 | 濃紺色系の合成繊維の織物とする。 | ||
製式 | 前ひさしは、飾りひさしとする。 前面に消防本部名を表示する。 腰の後部に締め付けを付ける。 夏用は、脇後四面をメッシュ仕立てとする。 形状は、別図(11)のとおりとする。 | ||||
上衣 | 色及び地質 | 活動帽と同様とし、襟、肩及び背面上部にオレンジ色を配する。 | |||
製式 | 前面 | 折襟の長袖とする。 前合わせ及び袖口はファスナー留めとする。 胸部左右にポケットを2個付ける。 背面部及び左胸部に消防本部名を表示する。 用途に応じ、通気性、難燃性、強度、帯電、静電防止等の機能性に配慮する。 形状は、別図(12)のとおりとする。 | |||
階級章 | 冬服上衣と同様とし、右胸部に付ける。 | ||||
ズボン | 色及び地質 | 活動帽と同様とする。 | |||
製式 | 長ズボンとする。 両脇及び左右後方に各1個のポケットを付け、さらに両脇左右サイドに各1個のポケットを付ける。 用途に応じ、通気性、難燃性、強度、帯電、静電防止等の機能性に配慮する。 形状は、別図(12)のとおりとする。 | ||||
防火帽 | 帽体 | 色及び地質 | 銀色の強化合成樹脂又は堅ろうな材質とする。 | ||
製式 | かぶと型とし、内部に頭部の振動を防ぐ装置を付ける。 あごひもは、合成繊維とし、締め付け金具付きとする。 後部には、環状の掛け金具を付ける。前部には、顔面保護板を付ける。 ヘッドライトを付ける。 形状は、別図(13)のとおりとする。 | ||||
き章 | 黒色の台に、銀色消防章を金色桜で囲んだものを前面中央部に付ける。 | ||||
しころ | 色及び地質 | 紺色又はオレンジ色の耐熱性防水布とする。 | |||
製式 | 取り付け金具により防火帽に付着させるものとし、前面は、両眼で視認できる部分を除き閉じることができるものとする。 | ||||
防火フード | 耐熱性に優れた繊維の織物とする。 形状は、別図(13)―2のとおりとする。 | ||||
防火衣 | 上衣 | 色及び地質 | しころと同様とする。 | ||
製式 | 折襟の長袖とし、胸部及び側腹部左右に各1個の蓋付きポケットを付ける。 背面に消防本部名を表示する。 形状は、別図(14)及び(14)―2のとおりとする。 | ||||
ズボン | 色及び地質 | 上衣と同様とする。 | |||
製式 | 長ズボンとし、両大腿部に各1個の蓋付きポケットを付ける。 形状は、別図(14)及び(14)―2のとおりとする。 | ||||
防火靴 | 製式 | 黒色のゴム製長靴(踏抜き防止鋼板を挿入する。)とする。 | |||
防火手袋 | ケブラー織物とする。 | ||||
防火衣用ベルト | ナイロン製とし、確保ロープを付ける。 補助ポケットを付ける。 | ||||
安全帽 | 色及び地質 | 白の強化合成樹脂又は堅ろうな材質とする。 | |||
製式 | 内部に頭部の振動を防ぐ装置を付ける。 あごひもは、合成繊維とする。 ゴーグル及びヘッドライトを付ける。 形状は、別図(15)のとおりとする。 | ||||
き章 | 前面に消防章を1個付ける。 | ||||
周章 | 帽の腰まわりに1条の白反射線を付ける。 | ||||
階級線 | 帽の腰まわりに別図(3)―2の階級線を付ける。 | ||||
救急服 | 上衣 | 色及び地質 | 明るい黄みの灰色で、ポリエステルを使用したトロピカルとする。 | ||
製式 | 前面 | 台襟付きシャツカラーの長袖とする。 比翼仕立てとし、胸部左右に各1個、左肩下に1個のポケットを付ける。 胸部左のポケット上部に消防本部名を表示する。 形状は別図(16)のとおりとする。 | |||
階級章 | 冬服上衣と同様とし、右胸部に付ける。 | ||||
ズボン | 色及び地質 | 暗い灰色で、ポリエステルと毛との混紡糸を使用したトロピカルとする。 | |||
製式 | 長ズボンとする。 両脇の側面及び左右後方に各1個のポケットを付ける。 形状は別図(16)のとおりとする。 | ||||
救助服 | 上衣 | 色及び地質 | オレンジ色で難燃性のものとする。 | ||
製式 | 前面 | 折襟の長袖とし、前合わせ及び袖口はファスナー留めとする。 胸部左右に各1個のポケットを付ける。 肩章付きとする。 背面部及び左胸部に消防本部名を表示する。 形状は、別図(17)のとおりとする。 | |||
階級章 | 冬服上衣と同様とし、右胸部に付ける。 | ||||
ズボン | 色及び地質 | 上衣と同様とする。 | |||
製式 | 長ズボンとし、両脇の側面に各1個のポケットを付ける。 形状は、別図(17)のとおりとする。 | ||||
防寒衣 | 色及び地質 | 紺色の合成繊維の織物とする。 | |||
製式 | ショートコート型とし、前合わせは襟先から裾までのオープンファスナー開きとする。 ポケットは5個、内ポケットを2個、左上腕部にペン刺し1個を付ける。 背面上部に消防本部名を表示する。 形状は、別図(18)のとおりとする。 | ||||
雨衣 | 上衣 | 色及び地質 | オレンジ色の防水布とする。 | ||
製式 | 折襟とし、フード付きとする。 前面にファスナー及びボタンを1行に付ける。 背面に消防本部名を表示する。 形状は、別図(19)のとおりとする。 | ||||
ズボン | 色及び地質 | 上衣と同様とする。 | |||
製式 | 長ズボンとし、裾部は調節機能を付ける。 | ||||
ワイシャツ | 白 | ||||
白手袋 | 白 | ||||
安全革手袋 | 白色の革製とする。 | ||||
ベルト | 冬服 | 革ベルト前金具の中央に消防章を付ける。 | |||
夏服・活動服・救急服 | 紺色系の合成繊維とする。 | ||||
救助服 | オレンジ色の合成繊維とする。 | ||||
靴 | 黒色の短靴、救急靴又は編上靴とする。 | ||||
ネクタイ | 紺地に白、オレンジのストライプとし、消防章付きとする。 | ||||
消防手帳 | 表紙は、黒色の革製又はこれに類似するものとする。 中央上部に消防章を、その下に消防本部名をそれぞれ金色で表示し、背部に鉛筆差しを設け、その下端に長さ45センチメートルの黒色ひもを付け、表示内側には名刺入れを付ける。 用紙は、恒久用紙と記載用紙とに分け、いずれも差し換え式とし、その枚数は恒久用紙10枚、記載用紙80枚とする。 | ||||
女性用かばん | 黒色の革製又は合成皮革とし、ショルダーバッグとする。 |
別表第2(第3条関係)
支給品 | 貸与品 | ||
品名 | 数量 | 使用期間 | 品名 |
冬帽 | 1個 | 10年 | き章 |
冬服(上衣・下衣) | 1組 | 8年 | 階級章 |
冬服ベルト | 1本 | 8年 | 組合章 |
夏帽 | 1個 | 10年 | しころ |
夏服(上衣・下衣) | 1組 | 8年 | 救助隊員用防火衣(上衣・ズボン) |
盛夏略衣 | 1着 | 4年 | 指導救命士章 |
夏服ベルト | 1本 | 8年 | 救助服(上衣・ズボン) |
夏服エンブレム | 1枚 | 8年 | 救助隊エンブレム |
活動帽 | 1個 | 5年 | 消防手帳 |
活動服(上衣・ズボン) | 1組 | 4年 | 女性用かばん |
活動服ベルト | 1本 | 4年 | |
防火帽(ヘッドライト付き) | 1式 | 5年 | |
防火フード | 1枚 | 5年 | |
警防隊員用防火衣(上衣・ズボン) | 1組 | 10年 | |
防火靴 | 1足 | 5年 | |
防火手袋 | 1双 | 2年 | |
防火衣用ベルト(補助ポケット付き) | 1本 | 4年 | |
安全帽(ヘッドライト・ゴーグル付き) | 1式 | 5年 | |
救急服(上衣・ズボン) | 1組 | 4年 | |
救急救命士章 | 1枚 | 8年 | |
救助服(上衣・ズボン) | 1組 | 4年 | |
救助服ベルト | 1本 | 4年 | |
防寒衣 | 1着 | 10年 | |
雨衣(上衣・ズボン) | 1組 | 10年 | |
ワイシャツ | 1着 | 2年 | |
白手袋 | 1双 | 2年 | |
安全革手袋 | 1双 | 2年 | |
編上靴 | 1足 | 2年 | |
救急靴 | 1足 | 2年 | |
短靴 | 1足 | 2年 | |
ネクタイ | 1本 | 8年 |
備考
新規採用者、新規救助隊員及び新規救急隊員に支給し、又は貸与する制服等の品目及び数量は、別に定める。
別図(第2条関係) (数字は、寸法は示し、その単位は、ミリメートルとする。)
(1) 冬帽及び夏帽
男性
女性
(2) き章等
消防章 | き章 | あごひも留消防章 |
(3) 周章(制帽)
(3)―2 階級線 (防火帽及び安全帽)
(4) 冬服
男性
前面 | 後面 |
女性
前面 | 後面 |
ズボン | スカート |
キュロットスカート | ボタン |
(5) 階級章
(6) 消防長章
(7) 袖章
消防副士長・消防士 | 消防士長 | 消防司令補 | 消防司令 |
消防司令長 | 消防監 | 消防正監 | |
(8) 組合章
(9) 夏服
前面 | 後面 |
前面 | 後面 |
(10) 夏服エンブレム
(11) 活動帽
(12) 活動服
前面 | 後面 |
(13) 防火帽
前面 | 側面 |
後面 | |
※ 階級線は別図(3)―2のとおりとする。
(13)―2 防火フード
(14) 防火衣
前面 | ||
後面 | ||
前面 | 後面 | 側面 |
(14)―2 救助隊員用防火衣
前面 |
後面 |
前面 |
後面 |
(15) 安全帽
※ 階級線は別図(3)―2のとおりとする。
(16) 救急服
前面 | 後面 |
(17) 救助服
(18) 防寒衣
(19) 雨衣