救急受診ガイド
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救急受診ガイド 2014年版 (平成26年3月発行)
※PDF版のダウンロード(圧縮ファイル:5.42MB)は「総務省消防庁」から。
発行 消防庁 救急企画室
〒100-8927
東京都千代田区霞が関2丁目1番2号
03-5253-5111
※PDF版のダウンロード(圧縮ファイル:5.42MB)は「総務省消防庁」から。
発行 消防庁 救急企画室
〒100-8927
東京都千代田区霞が関2丁目1番2号
03-5253-5111
1.はじめに
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病院に行った方がいいのか、行くならば、救急車を呼んだ方がいいか、自分で病院やクリニックを受診した方がいいか、どれぐらい急いで受診した方がいいかなどについて判断することは、なかなかむずかしいものです。
『救急受診ガイド2014年版』は、急な病気やけがをして「病院を受診した方がいいか?」「救急車を呼んだ方がいいか?」と迷った時に、ご自身の判断の一助になることを目的に、消防庁でおこなった「緊急度判定体系に関する検討会」において、日本救急医学会監修のプロトコルを基に作成しています。
※この「救急受診ガイド2014年版」は、『東京版救急受診ガイド』(日本救急医学会監修、東京都医学会救急委員会救急相談センター運用部会作成、東京消防庁編集・発行)を参考にしています。
■病院やクリニックに行った方がいいかどうか?
■救急車を呼んだ方がいいかどうか?
などで迷ったときは、ご利用ください。このガイドの内容は、平成25年10月現在の医学的判断基準をもとに作成されています。
今後、内容は変更される可能性があります。
2.このガイドの使用方法
「救急受診ガイド」を開始すると、「はじめに必ず確認!」の質問が表示します。この質問に該当しなければ、次の「各症状のページ」に移ります。
「各症状のページ」の使い方
・質問にひとつでも該当する項目があれば
・全て該当しなければ
・受診する診療科の例
【例】 下記の場合、「今すぐ受診」という判定結果になります。
3.緊急度の分類
「救急車を呼びましょう」 緊急度が高いと思われます。 今すぐに119番に電話しましょう。 ※「119番通報」メモはこちら(PDF:321KB) |
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「今すぐに医療機関を受診しましょう」 2時間以内をめやすに病院に行かれた方が 良いでしょう。 |
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「医療機関を受診しましょう」 緊急ではありませんが、 受診した方が良いでしょう。 夜間でしたら、翌日の診察でも構いません。 |
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上記すべての項目に該当しない場合 | 継続的に様子をみて、症状が悪化した場合、 変わらずに続く場合、 他の症状が出現した場合は、医療機関の受診 を考慮してください。 |
患者搬送サービス
自分一人や家族の助けだけでは病院などへ行けない時には、「患者搬送サービス」を利用しましょう。(利用は有料です。)
4.救急車が来るまでに用意しておくもの
救急車を呼んだら、こんな物を用意しておくと便利です。 | |||
□ 保険証や診察券 □ お金 □ 靴 □ 普段飲んでいる薬 (おくすり手帳) 乳児の場合 □ 母子健康手帳 □ 紙おむつ □ ほ乳瓶 □ タオル |
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救急車を呼んだら、こんなことを伝えて下さい。 | |||
□ 事故や具合が悪くなった状況や 救急隊が到着するまでの変化 □ 行った応急手当の内容 □ 具合の悪い方の情報 (持病、かかりつけの病院や クリニック、普段飲んでいる 薬、医師の指示など) |
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※持病、かかりつけの病院や クリニックなどは、日頃から メモにまとめておくと便利です。 |